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【里芋ペースト南砺市訪問ツアー(11月)】かじわ屋さん

【里芋ペースト南砺市訪問ツアー(11月)】
◎かじわ屋さん編◎

今回は、東京で開催されていた物産展での出会いをきっかけに里芋ペーストプロジェクトに興味を持ってくださった福光のお菓子屋さん「かじわ屋さん」訪問についてご報告します。

かじわ屋さんは明治2年創業のお菓子屋さん。
7代目の中村和靖さんは、先代の商品を受け継ぎながらも「南砺バームクーヘン木楽里(きらり)」を考案し、現在主力商品として地元の人気を博しています。訪問中は、創業祭を開催されていたこともあり常にお客様でにぎわう店内でした!

ご近所の高野菓子店さんと一緒に里芋ペーストを使ってお菓子の試作をされていたとのことでペーストに関するご意見・めぐるめの想いを伝え、かじわ屋さんがやりたいことを聞きました。
ペーストに関しては、やはり「甘み」に驚かれていました。砂糖をつかっているかのような甘み、普段つかっている山芋ペーストには砂糖が含まれているそうで里芋だけでこの甘みが出せることは南砺市の方にとっても新たな発見のようです。

そして本題の「里芋ペースト」でできることの意見交換。数年前から地産地消を意識した商品つくりに力を入れてきたかじわ屋さん。そこには、本来のお菓子屋の姿(流通の発達していなかった時代は地元の食材をつかっていた)を大切にしたいという想いが込められているそうです。

福光は人口の割にお菓子屋さんの数も多く、地域の人にもお菓子屋さんが近所にある文化が根付いています。
福光産の米粉や小矢部産の濃厚卵を使って、板状に焼き上げられた木楽里(きらり)も南砺市だけでなく南砺市外にも販売先を拡大し、南砺のことを知って欲しい、同じように特産品を使った商品づくりをお菓子屋さん同士で出来ないかという中村さんの熱い想いが感じられました。

全国で、農家さんとお菓子屋さんが恊働で行う動きが見られます。
地元でできた特産物に、お菓子屋さんの技を掛け合わせることで新しいものが生まれる。
南砺市特産の里芋(規格外)を使ってできた“しらゆきさとこ(仮)”里芋ペーストを使ってかじわ屋さんと一緒に何かできればいいなと思った時間でした。

今後の動向にご注目ください!
かじわ屋さん、どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!

【かじわ屋さん】
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めぐるめプロジェクト 峯美紀子