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【里芋ペースト富山訪問記(南砺市の給食編)】

皆さんこんにちは。
先日、南砺市を訪れた際、学校給食の見学をさせていただきました!見学の経緯は、南砺の学校給食がどのような想いで提供されているのか、地域の食材がどう活かされているのか、実際に給食を食べている生徒さん達の反応が見たいという想いからでした。

お邪魔させていただいたのは、福野中学校。
新築でピカピカの校舎に生徒の皆さんの元気がいい声が響いていました!

今回、この貴重な機会を提供してくださったのは、栄養教諭の平田先生です。

まずはじめに、平田先生ご自身の学校給食に対する思いをお聞きしました。
平田先生は、子供たちが食べる給食に「できるだけ地元の食材を使おう」と心掛けておられるそうです。見学させていただいた9月8日の給食も、全食材の32%が地元産の食材となっているとのことでした!

当日の献立は、以下の通りです。
・ワカメご飯
・牛乳
・鶏肉と夏野菜のピーナッツ揚げ
・刻み漬け
・大根の味噌汁
・お米のムース

なんと、お米のムース・牛乳以外の全てのメニューが、学校の調理室で作られていました!

さてここからは、給食を調理している現場の詳細をお伝えしていきます!!!

給食の調理室の入る前にまず白衣に着替えます。
さらに手洗いを入念に。
たくさんの子供たちが食べる給食ということもあり、衛生面での管理がとても徹底されていました。
調理室に入ってすぐに目に入ってきたのは、大きなお鍋です。
中で作られていたのは味噌汁。出汁から丁寧に取られていました。

さらにピーナッツ揚げに使う夏野菜は、丁寧に手で切っているそうです。
切った野菜を大きなフライヤーで素揚げ!
じゅわ~っとおいしそうな音が響きました!!

このようなたくさんの作業を、調理担当の方はてきぱきとこなされていて、中学校の生徒全員と職員全員分の給食があっという間に完成していました…!

調理の見学を終えて、生徒の皆さんが給食の準備をしている風景を見学しました。
並んで給食を受け取る姿を見て、ふと自分の中学時代を思い出しました。
あの時は当たり前に食べていた給食でしたが、こんなにも大切に作られていたものだったのだと、しみじみと感じることが出来ました。

そして、全ての見学を終えて、いよいよ給食を頂けることに!

写真の通り、彩りがとてもきれいです!!
食欲をそそられます…。

味噌汁、刻み漬け、ピーナッツ揚げの全ての塩分が細かく調整されているそうで、
塩辛すぎる、甘すぎるといったことは一切ありませんでした。

基本的には薄味で、素材の味がしっかりと感じられ本当においしかったです。
こんなにおいしい給食が毎日食べられるなんて、うらやましい限りです…。

今回の給食見学は、南砺市の給食に込められた思いを知ることが出来たとてもいい機会となりました!

福野中学校の皆様、平田先生、本当にありがとうございました!!